屋根工事

2005/10/1

棟上から3週間、垂木、野地板、ルーフィングの工事が完了しました。 屋根の勾配は35度(デザイン的に)にしたのですが作業をしてみると垂木の仮足場なしでは怖くて歩けません。それにルーフィングを貼る基準にもなります。 ルーフィングを貼ればとりあえず雨は凌げるのでこれからの作業は少しのんびりできそうです。

南側からみた屋根です。 三角形のドーマらしいのが付きましたが、これは明り取りです。これが3個並ぶことになります。この屋根をつけると雨仕舞がむずかしくなることはわかっていても最初のデザインどおり進めました。 殺風景な屋根だったのでちょっとしたアクセントがつきました。

明り取りを屋根裏から見たところです。 一旦野地板、ルーフィングを貼ってから 野地板を切り抜きます。 この辺の作図はやっぱりCADでないと描けません。瓦はコロニアルを葺く予定ですが、この明り取りでまた難しくしています。

2005/10/16

明り取り3つが完成しました。 1個目では屋根を切り抜いた開口寸法とそれにかぶせる三角屋根寸法が合わず結構苦労しました。結局図面が間違っていたことがわかり、2個目以降はうまくいきました。 ルーフィングの合わせ部にはシリコンのコーキングで雨仕舞をしてあります。

2005/12/26

屋根工事用の足場を施工したあと コロニアルを葺きはじめたところです。 明り取り(通称鳩小屋)には谷部とケラバの板金を先に施工します。この板金の施工は素人では難しく、合わせ部の加工は職人に教えてもらいました。 コロニアルは全部で800枚になります。

屋根瓦は2人で計7日の作業でした。特に鳩小屋を付けたためコロニアルのカット部が多くそのためカッターを多用しました。 カット作業は粉塵の飛散が大変多く防塵マスクはかかせません。

今年は12月なのに雪が積もりました。 鳩小屋の作業が残っていたので雪かきしての作業となりました。