アベマキ ブナ科 コナラ属 樹皮はコルク質で別名コルククヌギとも クヌギとともに良質な薪材 葉裏の毛の有無でクヌギと識別できる
アカガシ ブナ科 コナラ属 
アラカシ ブナ科 コナラ属 庭木の樹形から”ボウガシ”とも 救荒作物としてどんぐりを食料としたことも
ウバメガシ ブナ科 コナラ属 新芽や若葉が茶色いことから「姥目」とする説がある。材は緻密で堅く「備長炭」の材料で知られている。また病虫害や都市環境に強いことから街路樹、垣根に利用される。
クヌギ ブナ科 コナラ属  語源は国木(くにき)食之木(くのき)の説、橡、椚、功刀とも表記される。古名は橡(つるばみ)で樹皮は媒染剤として利用された。また上質の薪材でもある。
クリ ブナ科 クリ属 山間の道路脇など必ずと言っていいほど生えている。広葉樹が落葉したあとも葉が残っているので目立つ。硬くて腐りにくいので昔は枕木、土台に利用された。
コナラ ブナ科 コナラ属 日本の雑木林に必ずといっていいほど自生している。 シイタケのホダ木 薪材
シラカシ ブナ科 コナラ属 材の色が他の樫類より白いことからこの名がある。江戸時代には槍の柄に一番として利用された。材は粘り強く硬い
ジンダイナラ ブナ科 コナラ属 ミズナラは標高600m以上で自生 材は硬く木目が美しいため家具などに利用 ミズナラ樽はオリエンタルなウイスキーを育む、日本ならではの樽材。
スダジイ ブナ科 シイ属 5月に入ると里山はツブラジイとともにカリフラワーかブロッコリーのような形で黄白色に染まる。椎の実は灰汁が少なく生食できる。樹皮はツブラジイのなめらかに対し縦割れする。
ツクバネガシ ブナ科 コナラ属 枝先に集まって着く葉の様子がツクバネ(羽子板の羽根)のようであることから 全体にウラジロガシに近いが葉裏はウラジロほど白くない。
ツブラジイ ブナ科 シイ属 椎の実が丸(円)の形からこの名がある。実は灰汁がないのでスダジイとともに生食できる。縄文遺跡からの出土もある。
ブナ ブナ科 ブナ属  日本の温帯林を代表する樹木 標高1000~1500mに生息 
マテバシイ ブナ科 マテバシイ属 葉がマテ貝に似ていることからこの名がある。マテバシイのどんぐりは渋みがなくそのまま食べられることから救荒食として古代から利用された。
ミズナラ ブナ科 コナラ属 近縁のコナラ、クヌギと違い、標高600m以上に生息 材は緻密で硬く高級家具、ウイスキー醸造樽に利用。