工房紹介

2008/04/20

最終目的であった集塵システムを取り入れた工房が完成しました。 コスト低減のためVU管を多用し、集塵システムだけで 配管は一番奥にある集塵機から2系統に分かれていて シャッターで切り替えるようになっています。 一番苦労したのはVU管とジャバラホースの接続が市販の ジョイントではシールが難しく結局シリコンシーラントで埋めつくすことにしました。見た目は悪いですが十分機能しています。

日立のスライド丸鋸に集塵ダクトを取り付けたところです。 この機械は集塵機能付ですがもう一つ粉塵の引きが弱く改善の余地ありです。長尺物の横切によく使います。

ネットオークションで格安で手に入れた昇降盤です。 結構年代ものなのでこれには集塵機能がなくこつこつと手作りで取り付けました。 電源は単相200Vですがインバーターを使って3相モーターを動かしています。

12年まえに購入したバンドソー これにも集塵機能を追加しました。後でわかったことはダクト径が大きすぎたということです。φ60で十分でした。

集塵システムの主役 3相200V 2HP の本格派です。 誘導電動モーターなのであの甲高いうなり音がなく作動中も 快適です。ただ自動かんな盤の切屑は2~30ミリの長さを持っているためブロア直前についているスリットに引っかかりそれが核となって簡単に詰まってしまいます。これも改善の余地ありです。

角のみ盤とラジアルボール盤です。集塵ダクトは自在ホースとして両方に利用することにしました。

スピンドルサンダーと糸鋸盤です。サンダーは微細な粉塵が飛散するので集塵システムは効果的です。 糸鋸はダクトをつけていません。

ルーターテーブルです。ポーターケーブルのルーターフェンスは集塵機能が付いていてテーブル本体とともにダクトをつけました。想定していたより飛散は少なく満足しています。

マキタの自動かんな盤です。何といっても集塵が一番必要な機械です。ダクトは手押しとかんな盤を差し替えて使います。

愛用の工具を整理した壁と引き出しを作りました。木工は驚くほどたくさんの工具が必要です。引出の数は24と多いようですが殆ど余裕がありません。

電動工具棚(電動カンナ、ディスクサンダー3、トリマー2、ビスケットジョイント、溝切カッター、160mm丸鋸、電動ノミ、振動ドリル、ハンマードリル、8mmルーター、ジグソー2、オービダルサンダー2、ベルトサンダー、ブロワー)チェーンソー(ハスク、小松ゼノア)

芝地さんから情報を貰って作ったのヨーロッパ式作業台です。長さ2300、幅600、高さ870  フロントバイスとテールバイスを取り付けています。またベリタスホールドダウンクランプが取り付けられるようにしています。な のであらゆるワークをすばやく固定できます。 梁にはコードリール、集塵ダクトもそなえて万全です。